政治経済

 早速アメリカの言い訳(repropaganda)が始まる

時事ドットコムhttp://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007070400415より 2007/07/04-12:25 「原爆、戦争終結に役立った」=改めて正当性強調−米高官 【ワシントン3日時事】米政府のジョゼフ核不拡散担当特使(前国務次官)は3日行った記者会見で、米軍によ…

 防衛大臣辞任〜属国丸出しの幕切れ〜

久間防衛大臣が「原爆投下はしょうがない発言」をしたとして、被爆地や被爆者を中心に抗議がわき起こり、野党左派勢力も結集して「罷免を要求する」と気勢を上げているさなか、本人が辞任することになりました。今日のこの事態については目先のことに惑わさ…

 最近話題の「輸出戻し税」再考

最近このブログの更新ができないでいるのですが、ネタがなくなったとかやる気がないとかということではありません。それどころか、本当はこちらに書きたいことが山ほどあるのです。しかし、まず10月に妻が「椎間板ヘルニアからくる座骨神経痛」を患ってか…

ベンジャミン・フルフォード氏が袋だたきに

関西のテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」?にベンジャミン・フルフォード氏が出演し、9.11テロの真実を語ろうとしたが、出演者に袋だたきにあったらしい。つまりあのテロは、けっして政府が仕組んだやらせなどではない、と。これについてお…

「武力戦争によらずとも、国々の厳しい関係の現状を日本人はもっと認識すべき」ということを、ロシアのジャーナリスト殺害事件を元に考える

まず最初にこの事件の概要を紹介します。 プーチン政権批判の女性記者殺害 ロシア 2006.10.08モスクワ──ロシアのプーチン政権によるチェチェン政策を率直に批判してきた女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさん(48)が7日、自宅アパートのエレベーター内で…

 大臣、逃亡す!

竹中、突然の議員辞職表明…金銭スキャンダル原因か 15日午前の閣議。この後、竹中総務相(左)は小泉首相(右)に議員辞職を伝えた=首相官邸 竹中平蔵総務相(55)は15日午前、総務省内で記者会見を開き、小泉内閣の退陣と同時に参院議員を辞職するこ…

 9.11と資源ナショナリズム

今日は9月11日なので、この日に一言書きます。時間がないので手短にします。NYでは、追悼式などが行われているようで、ブッシュ大統領の映像なども届いていました。まず最初に言いたいのは、アメリカはあの地点を「グラウンド・ゼロ」とのたまわっている…

 ダライ・ラマ法王来日

以前法王が来日した折りにも、マスコミは一切無視。全く報道していませんでしたが、今回もそうでしょう。李登輝前総統にしてもしかり、確か年内に来日の意向があるように記憶していますが、こちらもほとんど報道されません。この事実を見るだけでも、いかに…

米国産牛肉輸入再開の意味

ここ数日、米国産牛肉輸入再開のニュースが取り上げられていますが、先ほどGYAOのニュースを見ていたら、「今回輸入されたのはカーギル社からのもの」とコメントがありました。これまでのニュースではどこの会社からというコメントは聞いた記憶がなかったの…

 ヴィクター・ソーン「the new world order exposed」

この本は日本では「次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた」で、翻訳・責任編集は副島隆彦氏です。副島氏が力を入れて翻訳。同時に随所に解説を入れて、日本人にもわかりやすく読めるようになっています。「鳴り物入りか」と思った本書ですが、発売日…

 永田メール疑惑に対する新説「副島理論」

現在、吉井町の議会議員として色々問題のある予算書の審議などで忙しく、国会の報道などはチェックしている暇がないのですが、民主党の永田議員の「いわゆるガセネタメール」について各所で審議され報道が行われているようです。私は、以前に見た糸山英太郎…

 がんばれ城内実

副島隆彦の学問道場の掲示板に、去年の衆議院選で片山さつきに惜敗した城内実氏の近況を伝えるニュース記事が貼り付けてありました。それを読んで目頭が熱くなりました。我々は彼のことを忘れてはいけない。こういう人間を選挙で勝利させるような市民になら…

 近代(モダン)とは何か? その2

3.空気としての日本的民主主義 小室直樹氏は、日本的な民主主義について「つまり民主主義であるかないかの識別条件として、日本人は相手の気持ちを察して相手が怒らないようにするというのが民主主義であると思っちゃってるが、ある意味ではこれほど非民主…

 近代(モダン)とは何か?

「日本には真の民主主義はない」という話はよく聞きますが、何を持ってそう断じているのか、と改めて考えると、今ひとつ分からないのがこの「民主主義」の問題です。よく言われるのは、日本は無血革命(明治維新)や敗戦によるGHQに作ってもらった憲法な…

 今後の世界経済と日本の戦略の脆弱性

担保になる資産を無視して札を刷り続けると、通貨の価値が暴落するということが単純な論理として成り立つことは、経済に興味のある人なら分かることだと思います。通貨の価値が暴落するということは、ハイパーインフレが起こるということです。その分かりや…

 鳥インフルエンザ報道の真相は?

毎朝ラジオを目覚まし代わりにつけているのですが、NHKのニュースで連日、「鳥インフルエンザが猛威をふるうかもしれない」と報道しています。かたや、日本にはタミフルの在庫がないということで、ずいぶん危機感をあおっているようです。こうしてマッチポン…

「輸出戻し税」を実際の計算から考えてみる その2

前記の通り、国からみたら、もらった分の消費税をそのまま返しているので、この一連の取引には、消費税は存在していなかったのと同じことになっています。後の問題は、国が返還した消費税2万円は、きちんとそれを支払った人に返還されているか、ということ…

「輸出戻し税」を実際の計算から考えてみる

昔「頭の体操」というクイズ番組がありましたが、本日は算数問題におつきあい頂きたいと思います。輸出戻し税の関連です。私の店は、年間売り上げが1000万に満たないので、消費税は納めていませんが、今回輸出戻し税を考えるに当たって、あらためて事業…

戦争認識問題はもはや大政翼賛会

昨日の「サンデープロジェクト」では、小泉純一郎をはじめ、すべての党首が出席し、選挙の重要課題について討論していました。時間の関係で小泉が先に退席する直前のタイミングで、靖国参拝について話題が振られました。子供が近くで騒いでいたので、聞こえ…

日本人の宗教観と靖国神社 その3

いわゆる「靖国問題」とはいつから始まったのか2 前回書いたように、中韓はいわゆるA級戦犯が合祀された後でも、全く靖国には関心を示さず、当然抗議も行っていませんでした。だいたい、日本古来の習慣に由来している民俗信仰に、他国が興味を示すこと自体…

政治家に深い勉強を期待できるのか?

私はほとんどテレビを見ませんが、先日の「たけしのTVタックル」の靖国参拝についての感想をネット上で読みました。 出席者は、大竹まこと、末松義規、高野孟、平野貞夫、阿川佐和子、ビートたけし、三宅久之、西尾幹二、佐々淳行、城内実、山本一太でした。…

テロで思考停止せず、真実を見よう

宗教に関しての記述時にロンドンでテロがあり、冒頭でコメントしましたが、さらに冷静に考えて記述したいと思います。まず、4年前の9.11WTCタワーでの航空機突入テロで、全くもっておかしいと思うのは、ビル上層部に飛行機が突入したことで、どうしてビ…