2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

 怪しい外資保険会社から精神性の高さを考える

常々思っていましたが、不良サービスや欠陥商品などのコマーシャルに出ていたタレントは、その罪を感じていないのでしょうか。笑顔を作って「悪いものを良く見せる」のもタレントの一つの「技術」かも知れませんが、それを信じ馬鹿を見た消費者に対して、イ…

 作農料理人が見抜けなかった食品の偽装

昨年の暮れに、自然食品店が食品産地の偽装を行っていたニュースを題材に、偽装の背景について論じました。http://d.hatena.ne.jp/sakunou/20051227/1135699340これまでもたびたび行われていた食品の偽装については、大きな要因の一つとして「見た目で判断す…

 この20年で社会は会社はどう変わったか その2

昨年の11月14日に「この20年で社会は会社はどう変わったか」http://d.hatena.ne.jp/sakunou/20051114/1131976371を書いて、<つづく>となっていました。今日はその続きを書きたいと思います。昨日ライブドアの粉飾決算について書きましたが、そこでは…

 それでも堀江を支持するのか

YOMIURI ONLINEhttp://www.yomiuri.co.jp/feature/fe5900/news/20060118it01.htmより ライブドア本体も粉飾決算、数社利益を付け替え黒字に インターネット関連企業「ライブドア」(東京都港区)が2004年9月期決算で、実質的に傘下にある複数の会社の利…

 分かりづらい翻訳本の理由

読書の広がりというものは、自分の好きな作家や作品の中から次に読むべき本が紹介されて、それをたどっていくという連鎖で実現することがあります。私が高校生の時、父親の本棚の中にあった北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズを、たまたま手にとって読ん…

 自給屋のホームページを体系的にリニューアルしました

かねてからずっとリニューアルをしたいと思っていた「自給屋」のHP。ようやく行うことができました。自給屋は私が営んでいる料理屋です。HPは今から5年前に開設したのですが、あとから色々付け足したり、最初に意図していたことが変更になったりして、古い…

 年賀状のマナー

先日NHKのラジオを聞いていたら、マナーに関する相談のコーナーというのがありました。珍しい番組だなと思いながら、車で移動中のわずかな間だけでしたが聞いていると、初老の女性から次のような質問がありました。 30代の息子夫婦から来た年賀状に、3才…

 ジャレド・ダイアモンド「文明崩壊」第2章イースターに黄昏が訪れるとき を読んで その3

前回はイースター島についての概略とたどってきた道の要点を書きましたが、今回は、 なぜイースター島が森林破壊の極端な事例という地位を獲得するに至ったのか なぜポリネシア全体で森林破壊の度合いにばらつきがあるのか この点についてのジャレド氏の考察…

 ジャレド・ダイアモンド「文明崩壊」第2章イースターに黄昏が訪れるとき を読んで その2

2章「イースターに黄昏が訪れるとき」に書かれているポイントを2回に分けて解説します。今回は主にイースター島の概略とたどってきた道についてです。ただしその内容はしっかりとジャレド氏の研究成果が盛り込まれています。○イースター島は、人の住める場…

 ジャレド・ダイアモンド「文明崩壊」第2章イースターに黄昏が訪れるとき を読んで

昨年12/26の本ブログ「縄文人やインディアンが「善」で弥生人や現代人が「悪」なのか」で、発売されたばかりのジャレド・ダイアモンド氏の新しい著作「文明崩壊」を紹介しました。早速書店で購入し、年末年始の空いた時間の中で少しずつ読み始めたとこ…

 元旦に「暦」を考える

あけましておめでとうございます。今年も「学問と実践」をよろしくお願いします。 今日は元旦、1月1日。西暦2006年、日本では平成18年の最初の一日ということになりますが、なぜ今日が1月1日なのでしょうか。一年は、地球の公転周期365.241…