大臣、逃亡す!

竹中、突然の議員辞職表明…金銭スキャンダル原因か
15日午前の閣議。この後、竹中総務相(左)は小泉首相(右)に議員辞職を伝えた=首相官邸
 竹中平蔵総務相(55)は15日午前、総務省内で記者会見を開き、小泉内閣の退陣と同時に参院議員を辞職することを明らかにした。「(自分の)役割は首相を支えることだった」などと説明したが、任期を4年残しての議員辞職には批判もあるうえ、あす16日発売の週刊誌で金銭スキャンダルが報じられていることが分かった。

 「総務大臣の職を辞する際、参院議員の職も辞したい。小泉内閣の終焉(しゅうえん)をもって、政治の世界での私の役割は終わった」

 記者会見でこう語った竹中氏。この直前、官邸で小泉純一郎首相(64)に会い、辞職意向を伝えた。今後は「慶応大学にできるシンクタンクの代表」「ハーバード大教授」などの説があるが、なぜか顔は青ざめていた。

 竹中氏は慶大教授などを経て、平成13年の小泉内閣発足と同時に経済財政担当相に就任。翌14年には金融担当相も兼務して「金融再生プログラム」を作成し、不良債権問題の解決にあたった。

 16年の参院選自民党比例代表で立候補し、約72万票でトップ当選。その後、経済財政・郵政担当相となり、17年の郵政民営化法を成立させた。同年10月からは総務相を務めている。

 この5年5カ月、「小泉構造改革」の牽引(けんいん)役として影響力を発揮してきただけに、任期途中での議員辞職には批判や疑問が多く、竹中氏自身、「投票してくれた有権者には申し訳ない。民間人として改革を支えていく」と釈明したが、実は16日発売の週刊ポスト(9月29日号)が「裏献金パーティー疑惑」を報じている。

 同誌によると、竹中平蔵経済塾などが主宰するパーティーが昨年4回開催されたが、これが今月8日に公表された政治資金収支報告書に記載されていないというのだ。

 総務相は政治資金の所管大臣。竹中事務所に、記事と議員辞職の関係について聞くと、「詳しく分かるものが席を外している。お答えできない」と話すだけだった。

ZAKZAK 2006/09/15
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_09/t2006091521.html

全く以て、無責任で怪しい男。参議院議員候補として選挙に出て、国民の投票を以て当選した、正真正銘の日本国の国会議員でありながら、任期を4年も残して、小泉退陣とともに早々と去っていく平成無責任男竹中平蔵。この男に先導されて成立した郵政民営化法案が、いかに怪しいものかは、この行為によっても十分推測できますが、時すでに遅し。郵便局はどうなっていくのだろう、と思っている矢先に次のような手紙がポストに届いていました。

吉井郵便局の取扱い業務の一部変更について
拝啓 時下ますますご健勝のこととおよび申し上げます。
 日ごろから郵便局をご利用いただき厚くお礼申し上げます。
 さて、吉井郵便局で受け持っております郵便物の配達・取集業務、貯金・簡易保険の集金業務を、平成18年10月16日(月)から、高崎郵便局の受け持ちに変更させていただきます。
 なお、吉井郵便局は、無集配特定局として従来通り窓口業務を行って参りますので、何卒ご理解とご協力並びに引き続きご愛顧のほどお願い申し上げます。

敬 具
吉井郵便局長


植木等の歌声が頭をよぎります。

俺はこの世で一番 無責任といわれた男
ガキの頃から調子よく 楽してもうけるスタイル!

これは当時パロディでした。みんな一生懸命働いて近代日本を作り上げていた。ところが、平成無責任時代となった今、この歌はもはやパロディとして笑うことができなくなっています。