学問と実践 今年のベスト5

今年も残すところあと少しとなりました。数年前から始めたネットでの情報提供・意見発表も、プロバイダーやソフトの機能の進化と共に形を変え、今年の半ばから本ブログ「学問と実践」を始めました。ブログという表現の形が、自分にとってうまく機能し、自分の表現を整理した上で、意見を述べやすい環境をつくってくれたと思っています。来年もしばらくはこの形で情報発信を続けていくと思いますが、今日はこれまで書いたものを振り返ってみて、よかったと思える文章のベスト5をここに揚げてみたいと思います。

小室直樹氏の「日本人のための宗教原論」を読んだことから、この文章に至りました。アノミーとは「無秩序」ではなく、それを生んだ「無連帯」であるということを、自分の作った詩を通じて語りかけたものです。このテーマはさらに深く書き進めるつもりでいますが、そのきっかけとして意味のあるものでした。

今年人気のmumurブログの中で「議論」に関して学ぶべきものを発見しました。また、私自身の海外体験も紹介し、日本人の弱点である「対外関係」を示唆しました。

ほとんどの人が気付いていないエコロジー皿洗いである「米ぬかや小麦粉を使った」方法について、ラーメンスープの話をきっかけに紹介しました。

これも、ほとんどの知識人でさえ気付いていない、「狩猟民族」と「農耕民族」という言葉の使用法とその定義についての間違いを指摘しました。日本人は温厚な農耕民族で、欧米人(白人)は弱肉強食の狩猟民族である、という認識が間違いであることを述べています。未だ間違っている人がいたら、もう一度読んでみて下さい。

これも現代人が先入観と偏見で大きく間違っている歴史認識を指摘したものです。私の趣味である「沖縄民謡」と脱サラ後の自然農業の体験が話に加わっています。

来年も学究に打ち込み、分かりやすくかつレベルの高いブログにしていきたいと思います。