国際化の中で知っておくべきこと

私は特に嫌韓ではありませんが、いくつかの不愉快な点については嫌悪することがあります。それよりも、日本人に対して危惧しているのは、「他の国の人たちも日本人と同じ感覚でいる」と無意識に思い込んで、対外的な判断を誤ってしまうことです。そのような観点から、以前も「外国人の労働に対する意識を見ることで日本型資本主義の成立要因を考えてみる」http://d.hatena.ne.jp/sakunou/20060310という文章で、外国人の文化について論じました。

このエントリーは「つづく」となっていましたが、その続きはまだ書いていませんでした。いずれ書くかもしれませんが、その一部を今紹介したいと思います。

以前タイのバンコクに行った折、開店直後の大手デパートに入りました。確か開店時間は日本と同じ午前10時だったと記憶しています。デパートの入り口が開き中に入ったのですが、半分近くのテナントのシャッターが閉まっていました。日本人の感覚からすると不思議な光景です。しかしそれは、デパートの開店時間と中のテナントの開店時間が一緒になっていないだけで、しばらくするとぼちぼちとテナントも開店していきました。今ではバンコクのデパートもどうなっているか分かりませんが、このように、国が違えば感覚が違うということがたくさんあります。

デパートの例は目に見える事例ですが、政治取引の中でもその感覚の差を割り引いて考えていないと満足な作戦が立てられないと思うのです。そして、これまでの日本は、外を見ずにうちばかり見てきたことから、そういった国際感覚が身についていませんでした。今でこそ、ハイジャックテロに対しては厳然と立ち向かうというのが常識になっていると信じていますが、かつて日本では「人命は地球より思い」と首相が言って、実刑犯を釈放してしまったという苦い歴史があります。

私が子供の頃も、テレビに映った中国人を見て、私の親は「中国人も日本人と何にもかわらないや」としきりに述べていました。見た感じは区別が付きにくいくらい似ているかもしれませんが、中身は全く違うということを知っておかなければなりません。

ということで、以下に紹介するのは韓国での出来事です。見た目が似ていてもそうではないということの典型的な例だと思いますが、嫌韓感情ではなく、客観的なニュースとしてみてもらいたいと思い転載します。

品の無い韓国人  台中力行少年野球チームに試合禁止
沒品的韓國人 台中力行少棒隊20分痛宰對手竟遭禁賽
更新日期:2006/08/22 21:34 記者:記者吳安蒞、謝宗樺台中報導

台中市の力行国小学校少年野球チームは今月初めに韓国から招待されて試合に参加した。選手たちが頑張って難関を突破して結果ベスト8まで進出した際に、韓国側から「優勝は韓国のチームに残す」と理由を言われ、さらに試合を禁止され、落胆して帰国した。韓国遠征に一人あたり3万元を出させてこんな理不尽な対応にあったのだ。

力行国小選手は高く遠くへ飛ばすバッティングだ。今月初めに韓国で開催された庁長杯の少年野球大会で、初戦を20対0で相手を降してコールド勝ちした。大会主催側は面子を失い、チームが難関を突破しながらベスト8に進出して次の試合に準備していると、思いがけず試合直前に試合禁止を告げてきた。

力行国チーム監督の江先生は「彼らは私たちを恐れて、『優勝旗は(韓)国内のためにあるもので、ベスト4を対戦チームに譲って試合を続けるな』と連絡してきた」と言った。

主催者側は国外のチームを決勝戦に参加させない理由として大会で監督同士の衝突が起きると言い、更に力行国チームの抗議は無効だと言った。

選手たちは落胆しながら試合を取りやめた。選手たちはこの韓国遠征に20日間の日程を計画して一人当たり3万元を出費していた。選手たちの親も金銭で苦労したにもかかわらず、こんな理不尽な対応をされたのだ。

力行国小の選手は「韓国チームはとても奇怪だと感じた。私たちに優勝旗を持たせないようにした」「とてもずるい!」と言った。

大会側からの理不尽な試合禁止を受けて選手たちはとても息苦しいながらも、彼らは「国外のチームとただテクニックの研究をし合った」と思い、「でも、帰国したら力の限り練習して、いつの日か国際試合で韓国チームと対戦すると信じているから、その時にはきっと更にひどく相手を倒して彼らに新しい目で見させてやる」と言った。

ソース http://tw.news.yahoo.com/article/url/d/a/060822/17/2fw5.html

別ソース http://www.ttv.com.tw/news/html/095/08/0950821/09508214496201I.htm