「うそつき病」がはびこるアメリカ
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- 作者: デービット・カラハン,小林由香利
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2004/08/27
- メディア: 単行本
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■商品の内容
[要旨]
いまやアメリカでは、あらゆる人がうそをつき、ズルをしている。罪悪感はほとんどない。理由はただ「みんながやってるから」。そうしないと生き残れない、極端な競争社会になってしまったのだ。この国のいたるところに蔓延する不正は、どんな将来を指し示しているのか。現代人の不安を的確にとらえ、アメリカ精神の喪失を浮き彫りにした問題作。
[目次]
1 「みんながやってるから」;2 欲得ずくの経済;3 勝つためには手段を選ばない;4 人格の問題なのか;5 誘惑の国;6 腐敗は大企業から;7 不正はスタートラインから;8 犯罪が野放しに;9 ブラジル化しないために■おすすめコメント
同時多発テロの混乱に乗じて・でっちあげの記事・個人主義と拝金主義・増え続ける脱税・行き過ぎた市場主義の終わり・・・公平さも誠実さもなくしてしまった。不正がいたるところに蔓延するこの国では、もう正直者は生き残れない。現代人の不安を的確にとらえ、弱肉強食社会の末路を描き出した、注目の文化論。
参考リンク http://www.aynrand2001japan.com/akira/akira20040830.html (藤森かよこの日本アイン・ランド研究会より)